静岡のHP屋コラム

ホームページ作成のポイント

2017.06.25

ホームページからの集客が増えています~ムラケンはりきゅう整骨院様~

静岡県駿東郡清水町にあるムラケンはりきゅう整骨院様にお伺いしたところ、「ホームページからの集客が伸びてるよ。」とうれしい言葉を頂きました。

開業されてもうすぐ4年が経ち、順調に患者様の利用が増えている当院ですが、口コミや紹介が多く、純粋にホームページからの来院は少ない状況でした。

ホームページからの集客を伸ばすために、下記の2点について取り組んでいただいています。

  1. オスグッド治療の専門ページを作成
  2. ブログを定期的にコツコツと更新

オスグッド治療の専門ページを作成

「オスグッド」ってご存知ですか??
小学校高学年から中学生の成長時期に良く起こる「オスグッド」。スポーツ障害の一種で、膝のしたがぷくっと腫れて、抑えると痛く、運動をしても痛いのが続きます。

私も中学生の時に、オスグッドになりました。サッカーをしていたのですが、痛みを我慢しながプレーをしていたのを今でも覚えています。

このオスグッド、整形外科や整体院など行っても、なかなか痛みが取れないと悩んでるお子様が多いようです。スポーツに打ち込んでいる時期で、休むとポジションを奪われちゃうとかいろんな思いが有って無理してプレーをしているそうです。そんな子供たちのオスグッドでの悩みと痛みを解決すべく、オスグッド専門のテーマ性の高いページを作成いたしました。

このページでのポイントは

  • 治療の様子が動画で紹介されている。
    →どんな治療をするのか?と言った不安を解決している。
  • 価格が明瞭である。
    →施術の価格が明記されており、少ない治療回数で治る安心感がある。

このページは「オスグッド 静岡」でGoogle検索で1位を獲得しています。その結果、静岡県内でも遠くは掛川や浜松から、県外も湯河原や小田原などから清水町まで通院されてる患者さんもいらっしゃるようです。

ムラケンはりきゅう整骨院様のオスグッド治療のページはこちら

ブログを定期的にコツコツと更新している

施術の内容や院長の小言など、定期的にブログを更新しています。

施術の内容は、症状や部位などきちんとカテゴリーに分けて、わかりやすく整理されています。

細かい部分ではありますが、ディスクリプションやキーワードもそのブログ記事に合わせて丁寧に設定しています。

それまでは、医院の名前である、「ムラケンはりきゅう整骨院」「ムラケン」と言った検索ワードが多かったのですが、ブログを更新してからは「沼津 腰痛」や「肩こり 三島」など具体的に医院を探しているキーワードで検索されています。

より具体的に検索されるようになってきたことが来院に繋がっていると言えるでしょう。

ムラケンはりきゅう整骨院様のブログのページはこちら

まとめ

ムラケンはりきゅう整骨院様のホームページの運用をまとめると下記の通りとなります。

  • ページ毎のテーマを決めて、丁寧にページ設定を行っている
  • ブログを頻繁に更新し、更新頻度が高まっている。
  • ブログを更新することで、ページボリュームが増えている。

など、広告費用をかけなくても、自社内で内部施策を行うことで検索順位(SEO)にも結果が現れてきました。コツコツと更新することの重要性が証明された良い事例だと思います。

是非、皆様も一歩一歩、ブログなど更新コンテンツを作り情報を発信していきましょう。

ムラケンはりきゅう整骨院

静岡県駿東郡清水町湯川122-17
TEL. 0120-208-323
[受付時間] 平日 9:00~13:00/15:00~20:00 土曜日 9:00~15:00
[定休日] 日曜・祝日
ムラケンはりきゅう整骨院様のホームページはこちら

「静岡県から腰痛で苦しむ患者さんを0にしたい!!」と熱い思いのある村田院長、若くて爽やかな西川副院長がみなさんの痛みのない生活に導きます。
腰痛、肩こり、オスグッドなど、体に違和感がある方は、ぜひムラケンはりきゅう整骨院にお越しください。

2017.05.31

ホームページの更新って必要?誰が更新するの?

タイピング

今回はホームページ更新の必要性について改めて振り返ってみたいと思います。
「ホームページって更新しないとだめなの?」、「ホームページを作ったけどそのままにしている」、「更新したいけど知識がないから更新できない」といった相談を受けることがあります。

そんな相談を受けた際にまずお伝えするのが「ホームページは作ったあとが大事」だということです。ホームページを更新せずにそのままにするということは、ホームページの価値がどんどん下がっていっているのと同じことです。

逆に言えば「ホームページを更新すること」はホームページの価値を上げることにつながります。

例えば、あなたが交流会などにでて名刺を頂いた方のホームページを見たとします。
最後の更新が数年前だったどう思うでしょうか?

ホームページが更新されていないということは、見ている人に「この情報は古くて間違っているかもしれない。」という印象を与えてしまいます。

逆に最後の更新が数日前であれば定期的に更新されていて活きたホームページだと思ってもらうことが可能です。

SEOの面から考えても更新頻度が高い、最新情報が掲載されているということはホームページ自身の価値が高いと判断されやすくなります。

そのため、見ている人・SEOの両面から更新することは大切だといえるでしょう。

ホームページの更新は誰がやる?

ホームページの更新の必要性について書きましたが、その大事な更新は誰がやるのでしょうか?

私たちがおすすめするのは、業者に依頼するのではなく、自身で更新することです。

「更新は業者にまかせればいい」と思う方も多いと思います。
しかし、業者さんに一週間後のイベント告知をお願いして、更新に一週間かかるといわれた場合、告知する意味がなくなってしまいます。それ以外にも業者さんはホームページには詳しいですが、自身の業界については素人なので専門的な内容を書くことはできません。
また、業者にお願いすると更新が多くなるにつれて費用が膨らんでしまうでしょう。

それに比べて自身で更新する場合は、更新したいと思ったタイミングで書くことができますし、専門的な内容を書くこともできます。
最近では弊社のホームページ応援隊Plusなどのシステムを使えば専門知識がなくてもホームページを更新することはできます。

もちろん時間的に厳しいという方もいると思いますので絶対とはいいませんが、可能な方はぜひ自身で更新することをおすすめします。今のホームページに更新機能がついていないという方は、見た目をほぼそのままで更新機能をつけることもできますのでぜひ一度ご相談ください。

2016.11.29

色が与えるイメージと心理的効果

みなさまは色にどんなイメージをお持ちでしょうか?
例えば、赤だと熱そうなイメージ、青だと寒そう・涼しそうなイメージ、緑だと自然など、色ごといくつかのイメージがあるかと思います。

そんなこともあって、デザインをする際に、色は重要な役割を持ち、上手に使うとさまざまな効果を期待できることがあります。

同じ色でも人によってさまざまなイメージがあると思いますが、今回は下記7色の一般的に言われているイメージと、オススメの使用場面をご紹介します。

色が与えるイメージと心理的効果

●●● 赤色

赤は主張が強くとても目立つ色のため、強調したいときや注意を集めたい時に活用されます。

また、行動力・購買意欲を促進する効果がある色です。
そのため、イベントやセールなど人々にアクションを起こさせたい場面で活用できます。

食欲を増進させる効果もあるため、飲食店や食品のパッケージに使用するのも効果的です。

■イメージ
情熱、活発、祝い、刺激、興奮、挑戦、危険、警告、ストレス、攻撃的

■心理的効果
気持ちを前向きにする、積極的にさせる、緊張感を高める、購買意欲の促進、食欲の増進

    

●●● 青色

青は誠実さ・知的さをアピールすることができるため、多くの企業や学校サイトで使用されている色です。

また、爽やかなイメージから、スポーツドリンクなどの清涼飲料水のパッケージとして使われたり、クリーンで清潔感のあるイメージから、洗剤のパッケージとして使われることもあります。

ただし食欲減退の効果があるため、飲食店や食品などへの使用はあまり効果的とは言えません。

■イメージ
信頼・信用、清潔、冷静、知的、集中、保守的、消極的、冷淡、ネガティブ、憂鬱(ゆううつ)

■心理的効果
集中力を高める、気持ちを落ち着かせる、リラックス、食欲減退

    

●●● 緑色

安心感や安定・安全なイメージのある緑も、企業サイトに多く使われる色です。

また、木や植物を連想させ、健康や自然といった癒やしを連想させるのイメージがあります。
そのため、病院や介護施設などの医療機関、マッサージ店などのサイトにも多く使われます。

■イメージ
リラックス・癒やし、優しい、健康、自然、安全・安心、平和、エコ、未熟、受動的

■心理的効果
リラックス効果がある、安心感を与える、心や体の疲れを癒す・目の疲れを和らげる、穏やかな気持ちを与える

    

●●● 黄色

黄色には、元気で活発なイメージがあります。そのため、幼稚園や保育園のチラシやホームページに使うことで、子どもの元気なイメージを与えることができます。

ただし、幼稚さや安っぽい印象もあるため、むやみに使うとブランド力の低下を引き起こす恐れがあります。

黄色も赤色と同様に注意・注目を集めやすいため、イベントやセールなどの告知で使用されます。
また、黄色を基調としたチラシは印象に強く残りやすく、手に取られやすい傾向があります。

他には、目立つ色のため交通事故などから子供の身を守るために効果的な色と言えるでしょう。

■イメージ
にぎやか、活発、明るい、目立つ、希望、楽天的、幼稚、安っぽい、警戒、うるさい

■心理的効果
気分を明るくする、元気なイメージを与える、軽く感じさせる、注意力を高める、膨張させる

    

●●● オレンジ色

オレンジは赤と黄色が混ざった中間の色です。そのため、赤や黄色の原色と比べると印象は弱くなりますが、それぞれ特徴を持っています。
赤色の食欲増進の効果を持ちながら、優しい色のため、飲食系の企業や店舗などに使いやすい色です。

また、元気で明るく楽しいと感じさせるオレンジ色は、子ども向けのページなどに相性がいいです。

他にも、健康的で親しみやすく元気を与える色のため、マッサージ店などのチラシや看板に使用されることも多いです。

■イメージ
ポジティブ、楽しい、活気、明るい、親しみ、暖かい、健康的、庶民的、安っぽい、目立ちたがり、落ち着きがない

■心理的効果
前向きな気持ちにさせる、食欲を増進させる、にぎやかさを感じさせる、開放感を与える

    

○○○ 白色

白はベースの色に多く使われ、どの色とも相性の良い色です。
シンプルなため、伝えたいことにアクセントをつけることできっちり伝えることができます。

また、白色の背景は写真がきれいに見える効果があるため、写真をメインで使ったサイトや商品写真がたくさんならんだECサイトは白をベースに使うことで写真を引き立てます。

■イメージ
純粋・ピュア、誠実、清潔、開放的、神秘、スタート、シンプル、冷たい、孤独、空虚

■心理的効果
清潔な印象を与える、実際より軽く感じさせる、気分を一新する、始まりを感じさせる、広さを感じさせる

    

●●● 黒色

黒は「力強さ」や「威厳」を伝えるのに適した色です。
高級感を与えてくれる色でもあり、サイトの背景に使うことで洗練された豪華さを出すことができ、商品の質が高めるられる効果があります。

ただし、黒は硬いイメージを与えるため、親近感を持ってほしいときや気軽に試してほしいときには適しません。

■イメージ

高級感、力強さ、神秘的、威厳、暗い、不安、絶望感、孤独感

■心理的効果

実際より重く感じさせる、高級感を与える、自己主張を強くする、硬さ・狭さを感じさせる、強さや圧力・権力などの力を感じさせる

さて、いくつかの色のイメージを上げましたが、みなさんのイメージと合っていましたでしょうか?

デザインする際「好きな色を使う!」「はやっているからこの色!」でももちろんOKですが、今回の記事を見ていただき、色の与えるイメージと心理効果を知った上でデザインに使う色を決めてみても良いかもしれません。

2016.11.26

地道に頑張るSEO 「用語集」と「よくある質問」のすすめ

ホームページを運営している人からよく聞く悩みの1つに

「ホームページを更新しなきゃいけないのはわかるけど、どんなコンテンツを増やしていいいのかわからない。。」

というものがあります。

たしかにSEOでは「良質なコンテンツを増やしていく」ということが大事です。
ただ、「いきなり良質なコンテンツを増やせ」とだけ言われても具体的にホームページに何を書けばいいのかなかなかわからないと思います。

そんな方におすすめのコンテンツが、「よくある質問」と「用語集」です。
「よくある質問」と「用語集」と聞くと、どちらのコンテンツもどこかホームページで見たことがあるという方が多いのではないでしょうか。

ではなぜこの2つのコンテンツがおすすめなのかそれぞれ解説していきます。

用語集をおすすめする理由

例えば、ホームページを作りたいけどあまり詳しくない人が、ホームページ制作会社のホームページを見て最初にこう思います。

「HTML・SEO・コーディングetcのように聞いたことのない横文字や専門用語が多くて意味がわからない」

これはホームページ制作に限った話ではありません。
専門性が高い業種になればなるほど、どうしても初心者に他業種の方には伝わりづらい専門用語が多数でてきます。

そんなときに用語集のページがあったらどうでしょうか。

「SEOとは、"Search Engine Optimization"の略で、ホームページを検索エンジンで上位表示されやすいよに最適化することを意味する言葉です。」
このようにそれぞれの単語の意味を記載することで、ホームページを見に来たあまり詳しくない人には必ず役に立つコンテンツになります。

それだけではなく、Googleは専門性の高いサイトを評価する傾向にありますので、うまくすればその用語を調べている人のアクセスが増える可能性もあります。

また、用語集であれば一度に大量に更新する必要もなく、一週間や一か月に数単語といった具合に少しづつ増やしていきやすいコンテンツでもあります。

よくある質問をおすすめする理由

多くの人は、「お問い合わせをしたら営業されるのではないか?」「こんな些細なことでお問い合わせするのも申し訳ないなぁ」などといった気持からホームページを見て電話やメールフォームで問い合わせするよりも、自分で答えにたどり着きたいと思っています。

また、近年は特にスマホの需要拡大によりちょっとした疑問はすぐに検索して解決したいという意識が以前より高まっています。このような自分で答えにたどり着きたいと思っている人が、必ず見るページが「よくある質問」です。

もちろん、ただあればいいというわけではありません。閲覧している人が疑問を解決できる内容をつくる必要があります。

ではどんな質問を掲載すべきかについても掘り下げてみたいと思います。

よくある質問の名前の通り、お客様からよく頂く質問を掲載するのは当然です。
しかし、数が多いというだけではなく、商品を購入する前の人か・実際に商品を使っている人かなどのシーン別で考えて重要度が高いと思われる質問を優先して掲載しましょう。

また、お客様(または見込み客)にどんな部分で不安になったり、疑問に思ったりしたかの
アンケートをとることで、お客様目線の質問を知ることもできます。

まとめ

いかがでしょうか。どちらもこのホームページにないコンテンツなのに、こんな記事書いていいのかとも思いましたが、オススメしたいコンテンツなのは間違いありません。
(※このホームページにもいずれ掲載したいとは思っています。。。)

「よくある質問」と「用語集」のページはどちらもお客様のお役にも立つ可能性が高く、ホームページの質を高める重要なコンテンツの一つになります。

このようなコンテンツをつくることで、自分の中で当たり前だと思っていた自社のサービスのいいところなどを見直すいい機会にもなると思います。

まだ作成していない方はもちろん、作ったけどぜんぜん更新していない(放置している)という方は、ぜひ一度見直して更新してみるのもおすすめです。

2016.11.16

ちょっとひと手間のおもてなし。お問い合わせフォームプチ改善6ステップ

みなさんはWebサイトのお問い合わせフォームでお問い合わせをしたことがありますか?
お問い合わせしようとしたけど、いざ入力をはじめたらめんどくさくなって途中でやめてしまったなんて人も多いのではないでしょうか。

めんどくさくなった理由としてよく聞くのが

  • 入力しなければならない項目が多すぎる
  • 入力後に進もうとしたらエラーになった
  • 何を入力していいのかわからない項目がある

などです。

ホームページ制作を行う上でお問い合わせをいただくことは目的のひとつだと思います。そんなお問い合わせフォームですが、その他のページに比べて軽視されがちです。他のページはすごく素敵なのにお問い合わせフォームはとってつけたようなものになっているWebサイトも数多く見かけます。

今回は、ちょっとしたひと手間でユーザがお問い合わせフォームを使いやすくなるようなプチ改善をご紹介します。ひとつひとつは何てことないことですが、何てことないことの積み重ねでユーザの使いやすさは大きく変わりますので、対応できそうなものがあればぜひ実践してみてください。

ステップ1 本当に必要な項目以外は削除する

基本的なことですが、ユーザに入力してもらう項目は最小限にしましょう。

ちょっとしたことを聞きたいのに「名前」「住所」「生年月日」「電話番号」・・・と入力しなければならなかったらユーザはお問い合わせするでしょうか。集客やマーケティングを考えるとお問い合わせの際に、顧客(または見込み客)の情報を少しでも入力してほしくなるものです。

しかし、一度ユーザ目線になって本当に必要な項目を再検討してみましょう。「必須でなければいい」と思うかもしれませんが、必須でなくても不要な項目がたくさんあればユーザは入力する気持ちが半減してしまいます。ここは思い切っていらない項目は削除しましょう。

ステップ2 必須入力項目は「※」ではなく「必須」と書く

以下のように必須の部分に「※」のみ記載されているお問い合わせフォームがよくあります。
フォーム上部に「※は必須項目です」と記載されていれば、必須を表していることはわかりますが、ユーザからすると「※」の意味に一瞬悩んでしまいます。

このような場合は「※」と書くのではなく「必須」と書きましょう。その方がユーザの心理ストレスを軽減できます。

ステップ3 入力している項目に色つける

お問い合わせフォームを利用してくれる人はパソコンが得意な方ばかりではありません。
「名前」の項目を入力していたつもりが、カーソルがどこかへ飛んでしまったなんてこともよくあります。そこで入力している項目の背景だけ色を変えるなどして、現在どこを入力しているのかわかりやすくしましょう。

ステップ4 入力例を記載する

仮に「住所」とだけ書かれた項目があった場合にあなたなら何を入力するでしょうか?

「〒411-0943 静岡県駿東郡長泉町下土狩690-1-101」と入力する方もいれば「静岡県駿東郡長泉町下土狩690-1-101」と郵便番号を省略する方もいるでしょう。中には県名を省略して「駿東郡長泉町下土狩690-1-101」と記載される場合もあると思います。

住所以外でも電話番号は半角で入力すべきか全角で入力すべきかなどユーザが悩んでしまうポイントは数多くあります。このような場合に書き方の見本があればユーザは迷うことなくどのように住所を書けばいいかわかりますので入力の見本はできるだけ記載しましょう。

ステップ5 入力エラーは内容がわかるように、できればリアルタイムに表示する

これはシステムにより実現するのが難しいかもしれませんが、入力エラーはなるべく内容がわかるように書くとともにリアルタイムに表示するようにしましょう。

たくさんの項目を入力したのに一番最後にまとめてエラーと表示された場合、どこがだめだったのか何がエラーだったのかを上に戻ってさがす必要があります。これはユーザにとって大きなストレスとなってしまい、離脱の大きな要因のひとつです。

各項目の入力が完了した都度、エラーがわかれば最後にでるよりもユーザのストレスは大きく減少されます。

ステップ5 お問い合わせ内容を最初に入力できるようにしよう

通常お問い合わせフォームというと「名前」→「電話」→「お問い合わせ内容」といったように、まず個人情報を入力して最後に肝心の内容を記載するような順番になっています。

これをまず「お問い合わせ内容」を入力して、後から個人情報を入力するように変更します。
この順番を入れ替えることで、用件を入力し終わってから個人情報を入力ことになります。

用件の入力が終わっている場合、その後の個人情報入力が多少めんどうでも、ここで入力をやめると今までの入力が無駄になるという心理が働き最後まで入力してもらいやすくなります。

ステップ6 お問い合わせフォーム以外のお問い合わせ手段を設ける

お問い合わせフォームの改善からは少しずれるかもしれませんが、お問い合わせフォームのページには電話番号・FAX番号などを載せ、お問い合わせフォーム以外でもお問い合わせがもらえるようにしましょう。

今は手紙・電話・FAX・メール・Line・各種SNSなど多種多様な連絡手段があり、好みも人それぞれです。そのため、お問い合わせをもらえるツールをお問い合わせフォームに絞らず、受けられるツールは全て載せるようにしましょう。

おまけ サンクスページにも一工夫を!

サンクスページとはお問い合わせが完了したあとのページを意味しています。

お問い合わせしてくれたということは、そのWebページに関してある程度関心が高い可能性が高いです。せっかく興味をもってもらっているのに、サンクスページに「お問い合わせありがとうございました。」しか表示されていないのはものすごくもったいないです。

セミナー申し込みのフォームであればサンクスページには他のセミナー情報を、ただのお問い合わせフォームであればサービス紹介のページなどへ誘導するのがよいでしょう。


冒頭にも書きましたが、お問い合わせフォームは多くのWebサイトにあるにも関わらずあればいいというように軽視されがちなページです。
このページを改善することで他のサイトと差別化にもつながりますのでぜひ、これを機会に自分のサイトを見直してみてはいかがでしょうか。

2016.10.31

店頭とネット、どっちで買う?「ショールーミング」と「ウェブルーミング」

ショッピング

「お店の売り場に行って、商品の使用や値段をネットで調べる」
「あらかじめネットで目星をつけた商品を店頭に見に行く」
「店頭で見た商品を、家に帰ってからネットで調べてみる」

みなさんもやったことがあるのではないでしょうか。食べログでお店を探す、楽天で人気商品を調べてみる、価格.comで値段をチェックする、なんてことは日常茶飯事の方もいると思います。

今、ネットでの情報収集が一般的になったことにより、商品を購入する時の行動が大きく変化しています。特に、実店舗での販売においては「ショールーミング」と「ウェブルーミング」という行動が広く一般的になってきました。

ショールーミングとウェブルーミング

ショールーミング

商品購入を検討するときに、実店舗に行って商品を確かめて、その場では商品は買わずネットショップで購入する、いわゆる店舗を「ショールーム」として利用することです。

ウェブルーミング

ショールーミングとは逆に、ネットショップなどで商品の仕様や価格帯、レビュー(実際に購入して使ってみた人の感想)などをあらかじめ調べ、商品の品定めをして、実店舗で購入する行動のことです。

まずスマホで検索

最近はスマホやタブレット等を使って、店頭で価格や製品情報を確認する人が増え、中にはその場でオンライン注文を行う人も出てきました。

店舗での購入よりもネットショップでの購入の方がしやすいと感じるユーザーの増加や、店頭価格よりネットショップの方が価格が安いケースが増えたことがショールーミングの背景として挙げられます。

来店型でもホームページで比較検討されている

ネットで情報収集

ショールーミングをしたことがある人は7割以上ウェブルーミングをしたことがある人は8割以上と、多くの人は商品を購入する上でネットでの情報収集をしていることがうかがえます。

加えて、ショールーミングをする人の90%以上がウェブルーミングをしている、というデータもあることから、来店前の情報収集が一般的、且つ重要な行動であることは間違いなさそうです。

また、業種によって差はあるものの、実店舗売上の少なくとも10%~20%はウェブルーミング、すなわちネットを見て下調べをしてから店頭に来るいわれています。

ホームページには「お店で買う理由」を

近年では、来店での購入がメインの店舗でも、「まず、ネットで調べてから」が当たり前の行動になってきており、多くの人が何らかの形で事前にホームページで情報収集する傾向にあります。

実店舗で購入するにしろ、ネットで購入するにしろ、大多数の人がネットで検索して候補を絞り込んでいるのが現状です。ネットショップを運営していないお店であれば、「店頭で買った方がいい理由」をホームページにきちんと記載しておきましょう。

購入後のアフターフォローに関する情報や店内の雰囲気はもちろんのこと、接客するスタッフの顔があらかじめ分かっていたり他のお客様の感想などが見れたりすると、お客様は安心するものです。どんな業種でも「ホームページを見てもらって、購入の最終候補に残る」ことを意識してホームページを見てもらいましょう。

ホームページへのアクセスは半数以上がスマホから

スマホ対応有無

ホームページのアクセスのうち半数以上がスマホからといわれ、モバイルファースト(スマホサイト第一に考えてホームページをつくること)という言葉もあるぐらい、スマホ対応サイトを持つことは重要になっています。

せっかくホームページを見に来てもらったのに、スマホで⾒たときに「⽂字が⼩さくて⾒えない…」「押したいところが押せない!」なんてことにならないよう、今後はスマホで⾒やすく、使いやすいホームページを意識していくことが必要です。

また、当社では、スマホでのホームページ活用セミナーを開催しています。今回のセミナーでは下記内容で開催します。

・スマホ対応サイトって何ですか?スマホサイトの必要性
・ユーザーにストレスを感じさせない集客の仕掛けづくり
・スマホサイトを効果的に活用した事例紹介
・時流に合ったホームページ活用方法

参加無料、各会場とも定員先着5名様で開催しておりますので、お気軽にご参加ください。

集客が2倍になる
スマホサイト徹底公開セミナー

スマホの普及率は爆発的に増えており、スマホサイトの重要性は高まり続けています。スマートフォン集客術は、「スマホサイトさえ作れば集客できる」わけではありません。今回のセミナーでは、スマホで見やすく、目的の行動をしやすいサイトにするためのポイントをお伝えします。

2016.10.26

SEO都市伝説! 信じちゃいけないSEOテクニック5連発

ホームページの運用に携わっている人は多かれ少なかれSEOについて気にされていると思います。

この記事を読んでいる人の中にもSEOについてGoogleやYahoo検索などで調べたことがある人は多いのではないでしょうか。実際に調べたことがある人はわかると思いますが、Web上にはSEOの記事が驚くほど大量にヒットします。

そんな大量の記事の中には、正しい情報だけではなく、以前は正しかったが今は正しくない情報や根も葉もないような嘘の情報など入り混じっています。

今回はそんな中でよくでてくる都市伝説のようなSEOのテクニックについて紹介します。

1. クリックすれば順位があがる

「順位を上げるにはたくさんクリックしなきゃいけないんですよね?」と聞かれることがありますが、これは都市伝説です。
クリックして順位があがるのであれば、SEO業者は昔(今もあるのかもしれませんが)のゲーム機でよくあった連射機を常備しているでしょう。

この都市伝説はすごく有名で、ある会社さんでは始業後の5分間はクリックタイムといって社員全員で自社のサイトをクリックしていたという話もあるぐらいです。
実際に信じていた方には非常にお伝えするのが非常に申し訳ないのですが、クリックしても残念ながら順位に影響はありません。

[補足]
「実際にクリックしたら順位が上がったんだけど」と言われることがありますが、これは検索結果のパーソナライズ化によるものです。Googleはサイトを見た履歴を覚えており、一度見たサイトが次回以降の検索結果で少し上にあがります。

ただし、これはその人のPCだけで起こる話ですので他の人が見た順位には全く影響がありません。

2. 有名なサイトにリンクを張ると順位があがる

これもよく聞く話なのですが、「Yahoo」や「楽天」、「Wikipedia」など有名なサイトにリンクをたくさん張ると自分のサイトの順位が上がるという話です。

「SEOはリンクが大事」という話を勘違いして有名なサイトにリンクを張ればいいと思っている方が多いのですが、「SEOはリンクが大事」という言葉のリンクは被リンク(他サイトから自分のサイトにリンクを張ってもらうこと)を意味しています。

逆に自分のサイトから他のサイトにリンクを張ることを発リンクといい、これはSEO的な効果があるものではありません。

3. 無料ブログは上位表示されない

これははてなブログ、アメーバブログなどに代表される無料でブログを作れるサービスを利用すると検索結果で上位表示されないというものです。

なぜこんな話になっているのかわかりませんが、これは完全に間違いです。
はてなブログでも良質な記事をたくさん書いていればもちろん検索で上位表示されます。
もしこれが、本当なら今あるたくさんのブログサービスは廃れてしまうでしょう。

4. wwwがないと検索に不利

念のため書きますがこの「www」は爆笑ではなく「world wide web」の方です。

Webサイトというと、http://www.○○○.comのようなイメージを持っている方が多いと思います。そのイメージから「wwwは必ず付くもの」、「wwwが付かないはおかしい」というように連想されてできたのではなかと思われる都市伝説です。
確かにwwwが付くサイトは数多くあり、付いているのが一般的という気持ちもわかりますが、これは検索順位には影響ありません。

wwwについてはあった方がいい、ない方がいいというものではなくどちらかに統一しておけば問題ないでしょう。
(Googleが提供しているSearchConsoleというツールにwww有無を設定する項目がありますのでそちらを利用するようにしましょう)

5. Google AdWords(アドワーズ)を使うとオーガニック検索の順位があがる

Google AdWordsとは、Googleが提供している有料の広告出稿サービスのことです。
Googleで何かを検索すると、最上部に「広告」とラベルが付いた候補が表示される場合があります。この候補は通常の検索結果とはことなり、Google AdWordsというサービスを利用すること有償で上部に表示されています。

基本的にGoogle AdWordsを利用するとこのように広告として上部に表示されるのですが、Google AdWordsを利用すれば広告枠以外の検索結果(自然検索やオーガニック検索といいます)にも影響を与えるのではないかという都市伝説です。

これも都市伝説でありGoogle AdWordsは広告枠にしか効果がありませんので、Google AdWordsを使う場合に「これで自然検索もあがるぞ」といった変な期待はしないようにしましょう。

番外編 サイトが重いときはマウスでグルグルポインタを回すと速くなる

SEOとは関係ありませんが、おもしろかったので紹介します。
サイトの読み込みが遅いときなどにマウスで円を描くようにポインタを操作すると読み込みが速くなるという都市伝説!!
同じようにパソコンが固まった場合もこの操作で解決するという話も聞いたことがあります。隣の席の人がマウスをずっとグルグルしていたら「それ都市伝説だよ。」と教えてあげましょう。

以上、勘違いされていそうな都市伝説を5つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
これ以外にもSEOにはよく勘違いされている施策や昔は有効だったが、今は無効になっている施策が数多くあります。

間違った情報施策に対してがんばって取り組んでいると、下手したらサイトに対してマイナスの効果となる場合もあるので、自分がやっている施策が不安な方はぜひ専門の方に聞いてみてください。

※本記事は2016年10月の情報となりますので、今後上記の都市伝説が本当になる可能性もありますのでご了承ください。

2016.10.24

購入・来店につながる検索は「スマホが起点」

スマホからの検索が起点

スマホは消費者が最も接触しているメディア

メディア接触の割合

Google が実施したモバイル ユーザーの実態に関する調査の結果、スマートフォンやテレビなど、スクリーン(画面)をもつ媒体が全体の9割以上を占めており、ラジオが3%、新聞が5%、雑誌が1%と、少数になっています。

また、消費者が最も接触しているメディアはスマホとされていて、次いでテレビ・パソコンの利用が続いている結果です。

スマホの普及率・利用率から考えても、今後しばらくはスマホの接触割合が台頭するのは間違いなさそうなデータになっています。

何かを調べるときは「まず、スマホで検索」

まずスマホで検索

検索の利用シーンで見てみると、パソコンでの情報収集は「思いつき」と「計画的」が約半数となっている状況ですが、スマホでの検索では、「思いつき」検索が8割ほどを占めています。

いつでも手元に存在するデバイスとして、会話の中で出てきた言葉や、ちょっとした疑問などを検索する形で利用されているようです。

加えて、スマホで商品やサービスの情報収集をしたことのある人のうち、約4割がその後ネットで商品を注文し、約3割の人が店頭等で購入したという結果があります。

つまり、ユーザーの行動はスマホでの情報収集を起点にスタートして、そこからネット上での購入、または店頭での購入につながるシーンが増えつつある、ということになります。

スマホで調べ始め、その後も引き続き調べるケースが多い

スマホからの引継利用

また、スマホを使って何かを検索する人は、一度情報収集を終わっても、その後改めて検索する「引継利用」をすることが多いといわれています。

例えば、通勤中のちょっとした空き時間にササッと電車の中で調べて、その中でいいなと思ったサイトを帰宅後にスマホやパソコンでもう一度見る、といった行動です。

この「引継利用」は当日中に行っているケースが多いともいわれています。そう考えると、この「ちょっとした空き時間にササッと電車の中で調べて」の段階で、引継利用する候補に残るサイトになることがポイントです。

また、引継利用する人は、今すぐ情報が欲しい「今すぐ客」であることが多いため、短時間でサイトにいい印象を持ってもらうには、スマホでも見やすいサイトかどうかが重要になってきます。

スマホ向けページの内容は検索順位にも影響

スマホ向け優先?

これまでは、検索順位を決める上で、パソコン向けページの内容が重要視されていて、パソコン向けページがある程度しっかりしていれば、それなりの検索順位をキープすることができていました。

スマホ向けページが検索順位評価の基準になる?の記事でも紹介しましたが、数か月以内に、検索順位を決めるうえでスマホ向けページが重要視されるようになるという情報が出てきています。

パソコンからよりも、スマホからの検索が多いことを考えると、当然の対応なのかもしれませんね。具体的な実施内容や時期、影響度は不明なものの、今後、スマホ向けページが重要になっていくことは間違いなさそうです。

スマホ向けサイトをもっと活用するには?

集客が2倍になる
スマホサイト徹底公開セミナー

スマホの普及率は爆発的に増えており、スマホサイトの重要性は高まり続けています。スマートフォン集客術は、「スマホサイトさえ作れば集客できる」わけではありません。今回のセミナーでは、スマホで見やすく、目的の行動をしやすいサイトにするためのポイントをお伝えします。

ホームページ応援隊 訪問対応エリア

静岡市・沼津市・三島市・駿東郡(清水町・長泉町・小山町)・富士市・富士宮市・裾野市・御殿場市・伊豆市・伊豆の国市・伊東市・熱海市・焼津市・藤枝市・函南町

その他の地域の場合でもご訪問可能な場合がございます。
ご希望の方は、お気軽にご相談ください。