静岡のHP屋コラム

2019年06月

2019.06.23

店舗向け販促ツール「LINE公式アカウント」のススメ ~機能編~

2019年4月18日から統合されたLINE公式アカウント、実はLINE@と比較し無料でできることがかなり増えているのです。LINE@にて無料でできたことは、限られた回数のメッセージ配信とタイムライン投稿でした。今回は、LINEで公式アカウントで無料で使える機能をご紹介します。

1メッセージ機能 (月1,000通)

LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーに対してメッセージを送ることができます。一人ひとりのユーザーに合わせてメリットのあるメッセージを送ることで、高い誘導効果が期待できます 。

2チャット機能

ユーザーとメッセージでチャットを行うことが可能です。LINE@ の時よりも機能が拡充され、複数のユーザーを含んだグループでのチャット対応も可能になりました 。

3リッチメッセージ機能

リッチメッセージとは、画像やテキスト情報を1つのビジュアルにまとめ、簡潔でわかりやすい訴求が実現できる機能です。通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が見込めます。

4リッチメニュー機能

リッチメニューは、LINE 公式アカウントのトーク画面をユーザーが訪れた際、画面下部に大きく開くメニューです。メニュー内をタップすると、外部サイトへの誘導や事前に設定したキーワードの送信などを促すことができます。

5ショップカード機能

商品購入やサービス利用・来店などのインセンティブとして、デジタルのポイントをLINE 上で発行・管理できる機能です。

6クーポン・抽選機能

LINE上で使用できるクーポン・抽選が作成できます。作成したクーポンや抽選はメッセージ・タイムラインなどで配信・投稿が可能です。

7タイムライン機能

タイムラインに投稿ができます。友達に「いいね」や「シェア」をしてもらうことにより、その友達の友達にもタイムラインが表示され、情報の拡散が期待できます。

8リッチビデオメッセージ機能

リッチビデオメッセージは、自動再生される動画をメッセージとして送ることができる機能です。縦型・横型・正方形など様々な動画形態に対応しており 、縦型動画ならトーク画面を専有するリッチな動画表現が可能となります。加えて遷移先を設定することで、動画視聴を経たユーザーを外 部サイトに誘導することも可能です。

9セグメントメッセージ機能

ターゲットリーチ数(友達数)が100人を越えるとセグメント配信をすることが可能になります。属性表示では、性別・年代・居住地域が行え、セグメント配信では性別・年代・OS・居住地域・友だち経過日数等が選択できます。

10分析機能

メッセージ・友だち数・タイムラインなどの統計情報をダッシュボードとしてみることができます。例えばメッセージ配信に対してのクリック数や、友達の増減、ユーザーのリアクション(いいね数・コメント数・共有数)が確認できます。

このように、今まで無料ではできなかったことが、沢山できるようになっています。まずは、触ってみるのが先決ですよ!

2019.06.07

Googleが提唱する4つの検索ジャンル「マイクロモーメント」とは?

Googleが提唱する「マイクロモーメント」とは?

現在は「~をしたい」と思った時、手元にあるスマートフォンですぐに調べる人がほとんどでしょう。

数年前までは、ネットで何か調べようと思いついても、パソコンのある場所に行き、電源をつけ、YahooやGoogleなどの検索エンジンを開いて目的のワードで検索する、といった何段階かの行動が必要でした。

さらに遡れば、何か知りたいことがあれば詳しい人に聞き、行きたい旅行先があれば雑誌や旅行代理店に来店し、欲しい家電があれば量販店を回って情報収集や比較をしていた時代もありました。

こうした行動の変化は、購買プロセスに大きな影響を与えています。
Googleはこの新しい変化に対して「マイクロモーメント」という概念を提唱しています。

「マイクロモーメント」とは?

「マイクロモーメント」とは、人が「~をしたい」と思い付いた瞬間のことを意味します。

「マイクロモーメント」とは、人々が「何かをしたい」と思い、反射的に目の前にあるデバイスで調べたり、購入したりという行動を起こす瞬間です。マイクロモーメントを的確に「見極め」、生活者が求めている情報を「届け」、そして効果を正しく「測定」すればモバイルが生み出す価値を最大化することができます。

引用元:マイクロモーメント : 生活のさまざまなシーンで発生するマイクロモーメント
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/articles/search/what-is-micro-moments/

私たちが日々生活している中で、調べたい、欲しい、行きたいと感じる場面がたくさんあります。

数年前と違い、「まずスマホで検索」が当たり前になった現在、通勤時間や待ち時間などのスキマ時間を使って、すぐに行動を起こすことができるようになりました。検索して、比較して、検討する、といったステップが、今やスマートフォン一台あればすぐに済んでしまいます。

「何かを欲しい」と思ってから実際に購入するまでの時間が短くなった今、この「~したい」を逃さず、検索している人が何を求めているのかを見極め、的確な情報をお届けすることが、ホームページ活用で重要なポイントとなります。

特に重要とされる4つのマイクロモーメント

マイクロモーメント「Do(やりたい)」
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Do(やりたい)

マイクロモーメント「Know(知りたい)」
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Know(知りたい)

マイクロモーメント「Go(行きたい)」
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Go(行きたい)

マイクロモーメント「Buy(買いたい)」
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Buy(買いたい

Googleはマイクロモーメントの中でも、特に重要だと考える瞬間を4つ、挙げています。

 

1.Do(やりたい)

検索したユーザーには何かやりたいあって、それを実現するための手段・方法を探す瞬間です。

例えば「ダイエット ストレッチ」で検索した場合。

このワードで検索する人は、何を求めているでしょうか。
この言葉の組み合わせで検索する人は、こんな人が当てはまりそうですね。

 ・痩せたい!ストレッチがいいって聞いた!
・テレビで痩せるストレッチ特集を見た!気になる!

「ダイエット特化のストレッチ専門店がオープンした噂を聞いた!」なんていう人は、「ダイエット ストレッチ (地域名)」で検索する可能性が高い、といった推測もできそうです。

また、この「やりたい」のモーメントでは、検索ユーザーが「情報を受け入れやすい状態」と考えられるため、何かアクションをしてもらうには絶好のチャンスになるともいえるでしょう。

ちなみに、実際にGoogle検索した結果には、通常の検索結果(すべて)の次のタブに「動画」タブが表示されています。多くの検索ユーザーの「やりたい」を解決するには、文字で書き綴るよりも、動画や画像の方が一般的には伝わりやすい、ということなのかもしれません。

 

検索結果にも関連動画が何件か表示

検索結果にも関連動画が何件か表示されている

 

2.Know(知りたい)

検索ユーザーが、目的のために何らかの情報を調べる、知識を得ようとする瞬間です。

例えば「ヒラメ カレイ 違い」で検索した場合。
こういった検索ワードは、ほとんどが単純に答えを知りたい、という意図であると推測できます。

実際にこのワードで検索した結果には、検索結果の一番上に明確な答えであろうコンテンツが抽出して表示されます。画像付きで解説している内容を表示してくれている場合も多いので、わかりやすいですね。

コンサルタントや士業の方など、何かを教えたり、専門的な作業を代行したりするサービスのホームページであれば、この「知りたい」がビジネスに直結する可能性は大きいと考えられます。

 

詳細ページを見なくても、明示的な答えが表示

 

詳細ページを見なくても、明示的な答えが表示。

 

3.Go(行きたい)

検索ユーザーが、「行きたい場所」を探している瞬間です。
この瞬間は例えば下記のようなワードで検索した場合に該当します。

・お店の名前等の固有名詞
・「近くのラーメン屋」
・「沼津 居酒屋」
・「伊豆 観光」

実際にGoogle検索した結果には、通常の検索結果(すべて)の次のタブに「地図」タブが表示されています。

特に近年増えてきたのが、「近くの〇〇」。
位置情報を使って手軽に周辺の店舗や施設を探せるようになったのは大きな変化といえるでしょう。

 

お店側は「Googleマイビジネス」にしっかりと情報を記載しておきましょう。

 

「近くの〇〇」で検索すれば候補がズラリ。
お店側は「Googleマイビジネス」にしっかりと情報を記載しておきましょう。

 

4.Buy(買いたい)

検索ユーザーが、「何かを買おうとしている」瞬間です。
仮に買いたいものが家電であった場合、どのメーカーのものを買うか、どういった機能が付いたものを買うか、と比較検討している段階にあたります。

・「冷蔵庫 通販」
・「電子レンジ 値段」
・「炊飯器 おすすめ」

また、最近はスマホやタブレット等を使って、店頭で価格や製品情報を確認する人が増え、中にはその場でオンライン注文を行う人も出てきました。簡単な説明は以下の記事からご覧ください。

実際にGoogle検索した結果には、通常の検索結果(すべて)の次のタブに「ショッピング」タブが表示されています。こういったワードで検索するユーザーには商品レビューや口コミといった、第3者からの評価を重要視する傾向にあるといわれています。

 

Buy(買いたい)検索結果

 

的確なコンテンツで検索ユーザーに「価値を届ける」ことが大事

日本でのスマートフォン普及率の高さを考えると、このマイクロモーメントという観点からマーケティングを考えることは、今後必須となることが予想されます。

マイクロモーメントをビジネスに活かすには、検索している人が「どういった意図で」検索しているのかを見極め、それに対して適切なアクションを起こす必要があります。

スマホ時代の今、マイクロモーメントが発生するタイミングを確実に捉え、ホームページを見ている人にとって"ハマるコンテンツ"づくりを目指しましょう!

2019.06.05

店舗向け販促ツール「LINE公式アカウント」のススメ ~概要編~

LINEmai写真

2019年春、「LINE@」が「LINE公式アカウント」と統合し、ひとつのサービスになりました。すでに「LINE公式アカウント」を使われている方、まだ「LINE@」を使われている方、もしくはまだ何も初めていない方、様々だとは思いますが、今回は2019年4月18日から以降が開始された「LINE公式アカウント」についてご説明します。

日本国内でのLINE利用率

日本人口の約63%以上に使われているLINE、男女比率・年齢・職業・地域などの属性も日本人口の統計に沿った比率になっているのが特徴です。また幅広い年齢層、全国どこでも使われているのも特徴の一つ。DAU(毎日利用しているユーザー)も85%と、多くのが毎日のように使っているアプリです。

LINE公式アカウントがオススメな「理由」

◆年々、スマートフォンの利用時間が増加しています。その中でも10代~20代では、テレビへの接触時間よりもスマートフォンの利用時間が増えているデータも2017年に発表されています。

◆アプリのダウンロードと利用は「一極集中」

スマートフォンに沢山のアプリを入れている方も多いとは思いますが、月10回以上利用されているアプリはわずか12個と言われています。その中でもアプリの利用率を見るとツイッターやフェイスブックをゆうに越え使われているのがLINEです。

このようにメディア環境の変化・日常的に使われているアプリが少なこと・一番使われているアプリがLINEであることにより、LINEビジネス(LINE公式アカウント)の導入が進んでいます。

「LINE公式アカウント」とは

「LINE公式アカウント」を一言で表すと店舗向け販促ツールです。国内では300万以上のアカウントが開設されており、大企業に留まらず中小企業・店舗まで、規模・業種を問わず活用されています。

※2019年4月8日以降、新たにLINEビジネスで開設されるものは「LINE公式アカウント」になります。またLINE@からサービスを移行したアカウントも同じく「LINE公式アカウント」になります。

LINE公式アカウントの概要はココまで。次回は、LINE公式アカウントの機能をご紹介します!

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